台湾旅行記: 2013年2月 初めての訪台(2日目)
台北市内から、バスで九份へ


前回の旅行記(2日目その1)はこちら

九份


2013年2月 初めての訪台2日目のつづき。

迪化街を後にし、徒歩で中山駅方面へ。
だいたい15分~20分くらいかかりますが、大通りに沿って1本道を進むのでわかりやすいです。
中山駅から台北駅を経由し、板南線(青色)に乗り換えて忠孝復興駅へ。
ここからバスに乗って、九份(jiǔ fèn)に向かいます。


忠孝復興駅から九份へ行くバスの乗り方を、事前に調べていたんだけど
参照していた情報が古かったらしく、そごうの真向かいと思っていたバス停の場所が変更になっていました。

新しいバス停のへの案内が貼られているんだけど、中国語で通りの名前が書いてあるだけなのでよくわからない。
スマホで地図を確認しようと立ち止まっていると、
日本語の「九份への行きかた」のサイトをプリントアウトした紙を持ったおじさんがやってきて
どうやら「ついて来なさい」と言っている様子。

一瞬不安に思ったんだけど、二組ほどいた他の日本人観光客と一緒についていくと
変更後のバス停と、そこに停車中の行き先に「九份」と表示されたバスが見えてきた。
おじさんは、そのバスの運転手さんでした笑


変更後のバス停はこちら↓。1番出口が近いです。
大通りの交差点にNETを見つけたら、その先にあります。
1062系統の金瓜石行きのバス(バスの行き先に「九份」と書いてあります)に乗ります。



バス代は102元と聞いていて、小銭も用意してたんだけど
この時は100元しかとられませんでした。
ここから1時間ちょっとバスに乗り「舊道(旧道)」のバス停で降ります。

舊道の二つ手前に「九份」というバス停がありますが
そこで降りると、長い階段を登らなくてはならなくなります笑
運転手さんも慣れているので、舊道で降りるように案内してくれました。

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九份は、陽が暮れてきて提灯が灯りだす時間がきれいと聞いていたので
16時ごろに着くように行きました。
台北市内は晴れていたんだけど、九份は小雨が降っていました。
まだ明るいので、提灯は灯ってないみたい。

バス停から、少し坂を登って基山街へ。
洞窟みたいな細い小路の両側に、お土産やさんや食べ物屋さんが並んでにぎやかです。
店先をのぞきながら道なりに行くと、階段と交差する場所へ。

階段は豎崎路で、登ると「頼阿婆芋圓」へ。
下ると映画「悲情城市」の舞台になった有名な階段です。
ジブリの「千と千尋の神隠し」のモデルになった場所とも言われているけど、本当かどうかわからないみたい。
でも、たしかに雰囲気はすごく似ています。

とりあえず、階段を登って「頼阿婆芋圓」へ。

九份 頼阿婆芋圓


初日の自助餐で食べた、あっさりしたお汁粉みたいなスープに
芋圓という芋の粉で作った白玉みたいなお餅が入った、九份の名物です。


芋圓モチモチで美味しかった。台湾ではモチモチのことを「QQ」って言うみたい。
いろんな豆や雑穀も入っていて、かなり食べ応えがあります。
二人で一つでも良かったかも。

頼阿婆芋圓は、イートインスペースが3フロアくらいあって
高台にあるので、そこからの景色が良いです。
入り口で芋圓を注文するのに少し並んでも、席がたくさんあるので入っちゃっても大丈夫です。
九份に来たら、明るいうちにここで海を眺めながら、芋圓を食べないと気が済みません。

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頼阿婆芋圓(lài ā pó yù yuán)
新北市瑞芳區基山街147號
09:00-18:00(無休)
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それから、基山街にもどってさらに奥へ。
海を望める展望スペースから、提灯の灯りだした九份を一望して、本当に来て良かったと思いました。
ちょっと歩くだけでも、雰囲気のいいカフェや民宿に出会えて、映画の中にいるみたい。


それから、美味しい台湾茶をいただくために、九份茶坊へ。

九份茶坊

オーナーが芸術家で、ギャラリーも併設されたとても素敵な茶蕓館です。
オリジナルの茶器が可愛くて、テラスからの眺めが素晴らしい。

九份茶坊

日本語スタッフさんに丁寧に教わって、ちゃんと淹れたお茶は
とても良い香りがして、美味しくて、台湾の人々がお茶を芸術と考える意味がわかった気がした。

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九份茶坊(jiǔ fèn chá fáng)
新北市瑞芳區基山街142號
月~木:09:30-22:00
金、土:09:30-02:00 / 日:09:30-24:00
※旧正月はお休み
http://www.jioufen-teahouse.com.tw/
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九份茶坊でかなりゆっくりしてしまって、基山街のお店が閉まっていく時間に。
九份は観光地なので、お店が閉まるのが早いです。(19時くらい)

豎崎路の有名な階段を降りて、写真を撮って台北に帰ります。

九份 豎崎路

そのまま階段を降りていけば、九份のバス停があるはずなんだけど...。


つづく


1日目はこちら→  |  | 



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